プロフィール
熊元プロレスさんは、日本のお笑いコンビ
「紅しょうが」のボケ担当として活躍する女性芸人です。
本名は熊元侑里恵（くまもと ゆりえ）さんで、
1990年11月30日生まれです。兵庫県神戸市出身で、
血液型はB型です。
趣味は、パチンコや1人カラオケなどの娯楽活動、
ウクレレ演奏や百人一首などの伝統文化活動、
そして漫画（特に少女漫画やスポーツ漫画『ドカベン』）の
読書と幅広いジャンルにわたります。
特技はハンドボールのゴールキーパーやものまねです。
小学生時代から人を笑わせることが好きで、
学級委員としても活躍していました。
学歴と学生時代
熊元さんは、神戸市立須磨高等学校を卒業後、
神戸女子大学文学部史学科に進学しました。
大学では学芸員の資格取得を目指していましたが、
歴史の専門的知識の習得や資料分析の複雑さに苦労し、
次第に学芸員以外の道を模索するようになりました。
その結果、1年生の前期で中退しています。
在学中の学園祭でお笑いライブを観たことがきっかけで、
お笑い芸人を志すようになりました。
高校時代はハンドボール部に所属し、
ゴールキーパーとして活躍していたことから、
運動神経も優れていたようです。
また、文化祭の舞台で友人と即興コントを披露するなど、
早くから舞台経験も積んでいました。
お笑い芸人としての経歴
大学中退後、2年間のフリーター生活を経て、
吉本総合芸能学院（NSC）大阪校の35期生として入学しました。
在学中には、ゆりやんレトリィバァさんと
「イナズマパンティーズ」というコンビを組みましたが、
スケジュールの都合で一度もネタを披露することなく解散しています。
その後、2014年10月に先輩芸人の稲田美紀さんと
「紅しょうが」を結成し、ボケを担当しています。
2人は共通の舞台で意気投合し、稲田さんのツッコミと
熊元さんの個性的なボケが絶妙にマッチしていたことが
きっかけでコンビを組むことになりました。
コンビ名の「紅しょうが」は、焼きそばやたこ焼きに
添えられる名脇役のように、お笑い界で欠かせない存在
になりたいという願いが込められています。
命名の際には、2人でファミレスに集まり、
メニューの紅しょうがの写真を見ながら
「名脇役として芸能界で活躍しよう」と話し合った結果、
この名前に決まったようです。
「紅しょうが」としての初舞台は、2014年の
よしもと漫才劇場で行われた新人ライブでした。
熊元さんのユニークなボケと稲田さんの的確なツッコミが
見事に融合し、観客からは「もうベテランのようだ」
との声が上がるほどの爆笑を引き出し、初期から注目を集めました。
活動と受賞歴
2019年に公式YouTubeチャンネルを開設し、
ネタ動画や日常の様子を配信しています。
チャンネル登録者数は約20万人を超え、
特に『紅しょうがの爆笑漫才』シリーズは100万回以上
再生され、ファンの間でも話題となっています。
ネタ以外にも楽屋トークや舞台裏の様子など、
メンバーの素顔を見せるコンテンツも人気を集めています。
2020年には「女芸人No.1決定戦 THE W」で準優勝し、
『ダウンタウンDX』や『アメトーーク!』などの
人気番組への出演が増加しました。
特に『ダウンタウンDX』では独特のボケで共演者から
爆笑を引き出し、SNSでは「涙が出るほど笑った」
「このコンビの漫才は毎回期待を超える」
「唯一無二の掛け合い」といった称賛の声が多数寄せられ、
放送後には番組のハイライトが拡散されるなど大きな反響を呼びました。
さらに、2023年には同大会で優勝を果たし、
その実力を証明しました。
また、熊元さん個人としても、2023年に歌手の
浜崎あゆみさんの楽曲「Just the way you are」の
ミュージックビデオに出演するなど、多方面で活躍しています。
2021年からはラジオパーソナリティとしても活動を開始。
『オールナイトニッポン』などの人気番組に出演し、
特に2022年の年末特番では視聴者から
「今年一番面白かった」と称賛されるなど、
鋭いツッコミやユーモアのあるエピソードトークで高評価を得ています。
芸名の由来
「熊元プロレス」という芸名は、NSC時代の同期である
TSUMIKI☆YANKEさん（村上ショージさんの娘）が、
「相手に舐められないように」との思いから名付けたものです。
当初は「肩ロースゆりえ」や「ザ・ツヨシ」といった
候補もありましたが、よりインパクトが強く、個性的な印象を
与えるために現在の名前に決定しました。
プロレス経験はありませんが、その強そうな響きと
インパクトのある名前が特徴で、初めて芸名を披露した際には、
観客から「本当にプロレスラーかと思った」と驚かれるほどでした。
まとめ
熊元プロレスさんは、独特の芸名と多彩な才能を持つ
お笑い芸人として、コンビ「紅しょうが」で活躍しています。
彼女の才能は、舞台上でのユニークなボケセンス、
観客を引き込む表現力、さらにものまねや
ハンドボールの実力といった幅広いスキルに表れています。
舞台だけでなくメディア出演やラジオ活動など、
多方面での活躍が目立ちます。
今後もそのユニークなキャラクターと実力で、
多くのファンを魅了し続けることでしょう。
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